(2018/2/10追記あり)
中学生の娘が受験勉強で毎晩遅くまで頑張っていいます。
親としては勉強が捗るように快適な環境を与えてあげる位しか手伝えないのが歯がゆいですね。
特に、寒いこの時期は風邪を引くと大変ですし、受験日直前にインフルエンザにでもなってしまうと最悪ですね。
そんな最悪の事態を避けるために我が家で注意してることをご紹介します。
受験勉強の寒さ対策は 頭寒足熱が基本
夏は冬に憧れて、冬は夏に帰りたい♪
小田和正さん作詞のワンフレーズですが、私は寒いのが大嫌いで夏でも『やっぱり夏がいい!』って思ってます。
それくらい冬の寒さが苦手なんですが、この冬、受験勉強で追い込みを掛けている中学生の娘も私に似て寒さに弱いです。
そんな娘は子供部屋で勉強してるのですが、6畳の部屋を締め切って石油ファンヒーターを付けていると灯油の匂いで気分が悪くなってきます。
これは我が家のファンヒーターが古いからなのか?それとも最初から匂いが酷かった?
(買った当初の事は覚えていないです・・・)
これに見かねてドアを半開きにして温度設定も少し低めの17度程度にすることで、ファンの回転数が落ち着いて少し臭いもマシになります。
でもですね、ドアを少し開けてることで、部屋の暖まった空気がドアの上部から漏れていくと同時にドアの下からは冷たい空気が流れ込んできます。
もともと部屋を暖める暖房器具って足元はなかなか暖めにくいものですが、ドアを開けてることで更に冷えてしまいます。床がフローリングなのでなおさらですね。
身体にとっては【頭寒足熱】が良いとされているのに足が冷えるからといってファンヒーターの温度設定をあげると部屋の上部がかなり暑くなり【頭熱足寒】になってしまいます。
そうすると頭がボーっとするのに足元は寒いままってことになる。これじゃ、いけませんね。
で、我が家の対策は足元にダンボールの板を3cm程重ねて敷いて電気あんかを置いてます。それと着る毛布に包まればファンヒーターの温度設定は少々低めでも大丈夫です。
むしろファンヒーターの温度設定を上げてしまうと冷やさなければいけない頭部も暖まってしまうので、部屋の温度は若干低めで衣類で調整する方が理にかなってます。
電気あんかは1,000円程度で買えますし、消費電力も10w程度なので電気ストーブを足元に置くより安全だし、経済的です。
どれくらいエコなのか具体的に認識するために10wの電気代を計算してみました。
我が家は深夜電力を使うプランなので、デイタイムは割高で33円/kwh、リビングタイムは25円/kwh、ナイトタイムは10円/kwhです。(1円未満切上)
これらの単価を1円未満も考慮して平均すると、21.82円/kwhとなるので少し多めの25円/kwhと考えて 10w/hの電気代は1/100なので0.25円
電気アンカを1日10時間、1ヶ月(30日)使用したとしても電気代はたったの75円です。
料金が割高のデイタイム(33円/kwh)で計算しても 0.33 × 300時間で、99円です。
実際はデイタイムは10時~17時の7時間しかないので、1日10時間使うとしても全てデイタイムの単価になることはあり得ないのでこれよりも安くなります。
いずれにしても電気あんかを1日10時間使っても電気代は一ヶ月で100円未満って事です。
少し本題から外れて電気代の事を細かく書きすぎましたが、要は【足元の暖房は電気あんかをオススメ】って事です。
当初、電気あんかを使って足元を暖めていましたが、どうも電気のON-OFFで温度の波があると無駄に意識が足元にいってしまうと、娘から苦情がありました。(^^;)
それならばと、私が普段行ってる方法を試してもらうと、『こっちの方がいい』と言ってもらえました。その方法は、電気あんかの代わりに緩衝材を敷くんです。通称”プチプチ”ですね。うちには偶然大きいプチプチ(一粒が500円玉程度の大きさで厚さも2cm以上あるタイプの物)があったのでそれを使ってますが、よくお菓子の底に敷いてあるような薄手のプチプチなら数枚重ねた方がいいと思います。もし家になければ100エンショップでエアークッション(※1)を購入するのもアリだと思います。
それと、厚手の靴下(ウールやカシミヤの靴下)を組み合わせることで、足元からの冷えはシャットアウトできました。
元々電気あんかの電気代はしれてますが、これだと電気代は0円ですし、なにより激しい温度変化がないのが良いですね。ただ、冷え性の人には宜しくないのかもです。
※1 ■2018/2/22追記
100均のエアークッションを使ってみましたが、2週間ほどで極小の穴が開いて(?)空気が漏れるようになってしまいました。なのであまりオススメはできません。
エアコンやストーブ等の暖房器具を使う場合に気をつけること
エアコンやストーブで長時間使っていると、部屋が乾燥してきます。
特に冬場は空気が乾燥しがちなので温度調整とともに、湿度にも気を使う必要があります。リビングとキッチンが同じ空間にあれば水周りから加湿されますが、子供部屋などは要注意です。
勉強を頑張っているときに空気が乾燥していると目がショボショボしたり、喉が調子悪かったりすると勉強に集中出来なくなりますし、最悪の場合は風邪を引いてしまいますよね。
なので、暖房器具を使うときは必ず加湿することを心がけてます。
加湿はわざわざ加湿器を買わなくてもタオルを濡らしてハンガーに吊るしておくだけでも十分です。
ただ、この場合は小まめにタオルを濡らしてあげないと駄目ですが・・・。
あと、湿度計があると目安になるので調整しやすいですね。ただ、100円ショップなどで売られている湿度計は精度がいまいちなのでオススメしません。ちなみに我が家では体重計などで有名なタニタ製のアナログ温度湿度計をつかってます。値段も1000円弱でお手ごろですよ。
身体に優しい暖房器具は?
エアコンを付けると空気の乾燥が激しいし、ファンヒーターを付けると二酸化炭素が増えて空気が悪くなりますよね。ニオイも気になるでしょう。
これらの暖房器具は部屋が直ぐに温まる代わりに空気の面では身体に良くないです。
じゃ、一番身体にやさしい暖房器具は何でしょう?
太陽光が部屋に入れば光熱費ゼロで暖かいのですが、日当たりが良いことが前提ですし、日が沈むと効果はなくなるので【暖房器具】って意味ではだめですよね。
もう残るはこれしかありません。
オイルヒーターです。このオイルヒーターの最大の長所は【空気を汚さない】ですが、短所の【部屋を暖めるまでに時間がかかる】のと、電気代がエアコンより高いってj事がネックになります。
この点は人によって重視するところが違うので意見が分かれますが、電気代が掛かっても、直ぐに温まらなくても空気を汚さない事を優先するならオイルヒーターに勝るものはないと思います。
ただし、オイルヒーターは積雪があるような地域では期待はずれになることが多いので、滅多に雪が積もらない地域での使用が良いでしょう。、
まとめ
結局何が一番いいんだ!?
って悩ましいところですが、【 受験】という大事な時期なので親としても最大限のことはしてあげたいと考えています。
で、我が家では
エアコン+ 加湿空気清浄機 + 電気あんか + 着る毛布
という形に落ち着きました。
エアコン+ 加湿空気清浄機 +
に変化しました。
エアコンの温度設定は若干低めの21度で、薄着だと寒いと感じる程度です。この温度設定で衣類+着る毛布で【寒くない程度】まで着込んで、足元は電気あんかで暖めて、部屋の乾燥を抑えるために加湿機能付のプラズマクラスターを設置してます。
プラズマクラスターの加湿機能は、湿度が高くなると加湿をストップするので7基本的にはつけっぱなしでOKです。
静穏運転時の電気代は24時間つけっぱなしでも一ヶ月100円程度ですので気にならないですしね。
あとは快適すぎてついウトウトしがちな娘に受験勉強を頑張ってもらうだけです。(笑)