去年、期間限定で畑を借りてダイソーで買った小松菜やニンジンを栽培していましたが、更に父から貰ったラディッシュも種をまいてました。その時収穫したラディッシュのちょっと残念な体験談です。
家庭菜園でのラディッシュは初心者に最適
名前から想像すると種を撒いてから二十日で収穫できるようなイメージですが、実際は二十日ではちょっと早い(大根が小さい)です。大体30日程度でちょうどいい大きさになります。
二十日大根は種まきから収穫までの期間が短い事が売りの初心者用の野菜なんですね。幼稚園や小学校で栽培してる事を考えると如何に簡単か想像できます。
ってことで、初心者の私もまずは収穫の喜びを味わいたいと思い3月20日にラディッシュの種を撒きました。
『小松菜の種をダイソーで購入し初心者でも簡単に栽培できるのかやってみた』でも書いたように、近所で畑を2畝借りてその一角に撒いたのですが、ラディッシュも苦土石灰を施用せずに種まきをしてしまいました。
日本の土壌は酸性雨の影響で酸性になっているようですね。なので、基本的には苦土石灰を施用して中和させるんです。
もちろん野菜の種類によっては多少の酸性でも大丈夫な物もありますが、それでも基本的に弱酸性(pH6.0~6.5)を好むものが殆どです。
でもその時はそんな知識は全く無い状態で『初心者にも簡単って聞いたから』と、土に種をまいて水をあげていれば問題なく育つものだと思ってました。
水は毎日欠かさずせっとやってましたので、見た目の成長は順調でしたねぇ、はい(^^)v
そして30日後、見た目で収穫時期かどうか判断できなかった(初心者なので)が土の表面に真っ赤な大根が見えています。ただ、見えている範囲で想像すると、もう少し大きくなった方がいいのかも!と思い収穫は翌週に持ち越しました。
次女が『一緒に収穫しに行きたい』というので、土曜日まで待つことにして結局は種まきから約50日が経過したところでの収穫となりました。
土からも大きく姿を現しており、素人目にも十分収穫できる状態だとわかりました。
いや、むしろ遅すぎなのかも。
ひび割れや穴が開いていたりして表面が汚いです。穴は鳥に突かれたかのような感じです。
残念な気持ちを抑えつつ、子供と一緒に楽しく収穫し、自宅に持ち帰ってキッチンで綺麗に洗いました。
やっぱり見た目が悪いです。
初めての家庭菜園はプランターが便利
ひび割れや表面が汚くなった原因は収穫の遅さです。さすがに種まきから50日での収穫は遅すぎですね。
あと、苦土石灰を使って土壌のpHを弱酸性の方向へ持っていくこともしなかったのもNGでした。
苦土石灰については、種まきの前に一度行うだけなので畑を借りて地植えしようが、プランターに植えようが変わらないですが、収穫を考えると自宅で栽培できるプランター栽培が適してますね。
水遣りも土の状態を見ながら小まめに調整できますし、成長を毎日観察できるので収穫時期も逃しません。
何より、見てて楽しいので仕事から帰ってきても確認できます、そりゃ、畑を借りてても仕事帰りに寄り道すれば観察できますが、自宅にあるのとでは手間が全然違いますよね。
なので、初めて家庭菜園するなら、頑張って畑をかりなくても、プランターで作るのがいいと思います。特にラディッシュなんて小さいのでプランターで十分です。
ただし、せっかく買うならちょっと大きめ(深さがあるタイプ)のプランターを買いましょう。
設置場所の問題もありますが、置けるなら大きめをオススメします。
理由は大きいほうが土が沢山入るので水遣りの失敗がへるっていうところです。
プランター購入時はできればネットショップではなく、ホームセンターで買う方が良いです。やはり、実物の大きさを確認しながら選べるというのは家庭菜園のイメージをしやすいですし、それにホームセンターなら店員さんがアドバイスしてくれる事も多いと思います。
ちなみに私がプランターを買った時は、土をどれくらい買えば良いのか判らなかったので店員さんに聞いてみると、『プランターの底面に容量が書いてるよ』っていう事を教えてもらいました。
自分ひとりで選んでいたら悩みまくって無駄に時間をかけてしまうところでした。
ってことで、今年のラディッシュはプランターで作ります。