去年、初めての家庭菜園ということでプランターで中玉トマトを作りました。結果は十分満足できる収穫量だったので今年もチャレンジすることにしたんですが、トマトは連作障害があるので同じ土をそのまま使うわけにはいきません。なので土を再利用するために【再生】ってのをやってみました。
プランターで去年もトマトを作ったので土を再生してみた
私が行ったプランターの土の再生方法は天地返しと日光による消毒(殺菌?)です。天地返しとは表層の土とそこから30cm程度の土を入れ替えるというものですが、そもそもプランターの深さが30cm程度なのでひっくり返して使う感じでしょうか。
でも、プランターの狭い範囲で土をひっくり返すのは難しいので、花壇にぶちまけることにしました。そこに苦土石灰を2掴み程度を投入して満遍なくかき混ぜ、そして平たくして出来るだけ日光に当たる面積を多くとるようにしたんです。
この方法で良いのかわかりませんが、トマトの苗を定植するまでの間 沢山日光に当てるため毎日少しずつかき混ぜようと思ってます。梅雨に入るまでには定植したいんですけど、苗の生長の問題もあるし、どうなることやら
(本日(5/27)この作業を行ったので、最低1週間はこの作業を続ける予定です。ただ、苦土石灰を撒いたら2週間は寝かせないといけないっていう話を聞くので、1週間じゃまずいんでしょうかね。。。)
プランターの中に幼虫とサナギが!何だこれ!?
実はプランターの土を花壇に移したときに底の方から大量にサナギが出てきました。一匹だけ幼虫もいましたけど、これって何?イッテQのイモトさんがよく食べてらっしゃる(笑)感じのやつやん!
サナギは脱皮したばかりだからなのか、色はアルビノでとても綺麗でした。あ、いや、よく見ると気持ち悪いんですけどね。
『何のサナギやろ~?』って思いながら暫く眺めてたら突然顔の横を何かが横切りました。
反射的にビックリして腕に鳥肌が立って、その正体を確認して更に全身が鳥肌になりました。(大阪では鳥肌をサブイボって言いますけど(^^;)
その正体ってのがコチラ↓
チョウチョは平気なんですけど、蛾はだめなんです。気持ち悪くて。。。
で、あまりにもタイミングがよかったので直感的に『え?このサナギって蛾になるん?』と思いました。
いやいや、蛾の幼虫は土の中にはいないですよね。植物に付いて葉っぱを食い荒らすって感じのイメージなのでこの幼虫達は蛾じゃないはず。
そして思い出したんです。子供の頃にカブトムシの幼虫だと思って山から持ち帰って育ててたらカナブンになった事を。
でもカナブンの成虫は樹液を主食としていて、幼虫もカブトムシと同じで腐葉土で育ちます。
なので家庭菜園のプランターにカナブンが居るはずがない!だとすれば・・・コガネムシか?って事でネットで調べてみると直ぐに我が家にいたサナギと同じ写真を見つけました。そしてこいつの正体はコガネムシだと確信しました。
しかもコガネムシの幼虫は根を食べるので野菜や花を枯らしてしまうんだとか。さらに成虫になっても植物の葉を食べるので家庭菜園をする人にとってはにっくき害虫なんですね。
サナギは地上に出しておけば自分では動けないのでそのうち鳥が食べに来るだろうと思いましたが、5分もしないうちに大量のアリが集り出したので気持ち悪くなってコンビニの袋にいれてゴミとして処分しました。
さいごに
最初はプランターの中で苦土石灰をまぜて土をかき混ぜるだけにしようと考えていましたが、もしその方法だったらコガネムシのサナギは見つけられなかったかもしれません。
そのサナギ達はプランターの底の方にいたので、スコップで土をかき混ぜたとしてもそこまで届かなかった可能性があります。
今後、プランターの連作障害の対策には一旦土を全て出すことにします。これならほぼ100%コガネムシは駆除できそうですので。