2018年の花粉は去年の3倍になるんだとか・・・花粉症の人にとって嫌な季節が来ますね。そういう私も花粉症で、中学生~20代前半まで酷い症状に悩まされていました。ここ数年は症状が比較的ましになってます。18歳の頃に行った治療が効いてるのかな?
花粉症を皮下免疫療法で治療したら鼻水はましになった。
中学生のころは酷い花粉症で、春先になると学校の授業なんてとても聞けたもんじゃなかったです。蛇口がきっちり閉まっていない水道のようにポタポタと鼻水が流れ出てくるっていう・・・
そんな時に母が聞いてきたうわさ話が【体質改善の注射を打てば治る】というものでした。(当時は知識もなかったので人に説明するときは【体質改善の注射】といってましたが、今で言うところの【皮下免疫療法】ですね。)
その時はあまりにも酷い鼻水の症状から逃れたい一心で病院に行きました。そして診察の順番が回ってきて、『3年間通えますか?』と聞かれたんです。
なんでも体質改善は3年以上かかるって話で、途中で止める人が多いみたいですね。花粉症を治したい気持ちと、自転車で通える距離だったので、『はい、治療をお願いします。』と即答しました。
で、治療を始める前に、まず何に対してアレルギー反応があるのか代表的な6種類のパッチテストで検査しました。
その結果判明したアレルギー物質は【 スギ、ヒノキの花粉、ハウスダスト、ダニ】の4種類でした。で、治療対象はスギとダニだったと思いますが、うろ覚えなので自信はないです(^^;)
治療内容を簡単に言うと、最初は毎週2本の注射を1年間続けます。その後月1回になって2年間続けます。当時は学生だった事もあり3年間通院しました。
で、3年間通院して、少しは症状が和らぎましたが、完治とはいきません。でもその頃は就職して通院も困難になってきたこともあり、そこで治療を止めなければいけなくなって、そのままフェードアウト。
その後も完治することなく、花粉の飛散が多い日などは症状も重くなったりしましたが、市販薬で鼻水を止めたり、職場のトイレはお湯が出たのでそこで鼻うがいをしたりして凌いでたんですね。
長年そんな生活が続いてたんですが、ふと我に返ると『そういえば最近春になっても鼻水があまりきにならへんなぁ』って気づいたんですよね。
んで、その代わりにというか、花粉の時期になると目の痒みがかなりやばい事になってきたんです。花粉に反応する場所が 鼻 → 目 に代わってきたんです。
オーマイカッ!
でも、まぁ。鼻水より目が痒い方がましかなぁ。。。
花粉症の治療の舌下免疫療法ってどんなもの?
数年前にテレビでみて初めて知ったんですが、【花粉症患者が居なくなる】的な紹介だったんです。これって、私が3年間注射した【皮下免疫療法】と同じ目的でアレルギー物質に慣れさせて治療するというものなんですね。
しかもこれは注射から薬剤を入れるのではなく、文字通り舌の下から薬剤を取り込む方法なんですね。注射しなくていいなんて、注射嫌いな私には非常にありがたいものです。
ただ、注射と違って3年以上毎日薬を服用しないといけないのはネックですね。それから対象アレルゲンはダニとスギ花粉しか無いようです。でも実際この二つのアレルゲンに反応する人いんでしょうけど。
それから数年前から舌下免疫療も保険適用になっているのもありがたいですね。
ここ数年の花粉症の症状が軽減している状態で、舌下免疫療法を始めるべきか、悩みます。お金もかかることですし、鼻に関しては徐々に治癒傾向にあるのでもう暫く様子見としますかね。
まとめ
・花粉症の症状を一時的に和らげるのではなく、根本的に治療するのが【免疫療法】
・免疫療法には注射(皮下免疫療法)と薬(舌下免疫療法)がある。
・免疫療法はどちらも長期間の治療日数がかかる。(3年~5年)
・免疫療法は全員が完治するというわけではない。
・私の場合、自然に体質がかわり(?)最近では花粉症での鼻の反応が少なくなった。(こんなこともあるという実例)