春になると人事異動で単身赴任をする人も増えますよね。子供と会えなくなるのが寂しく思う人もいれば、楽しみな人もいるでしょう。
どちらにしてもサラリーマンである以上、会社命令には逆らえないので前向きに準備しておくことが大切です。
私の場合は子供がまだ懐いていたので寂しく思いながら1年ちょっとを単身赴任ですごしてみて、今後、これから単身赴任される人への参考になればと思い、準備するものをまとめてみました。
単身赴任時の私の状況・環境はこんな感じ
現在大阪在住ですが、以前は1年ほど関東に単身赴任していました。当時の私の環境は次の通りです。
・子供:小学生2人
・自炊経験:無し
・帰阪ペース:月2回
・帰阪時の交通費予算:8万円
・食費予算:2万円
・光熱費:1万円
・家賃:5.5万円
子供がまだ懐いてくれている事もあり、月に2回帰る為の交通費を支給してもらうように会社に交渉しました。単身赴任で辛いのは、やはり家族と会えないことですもんね。
子供が大きくなって親離れしてくると、父親って煙たがられて『単身赴任万歳!』って家庭もあるかもしれませんが、それって寂しいですよね。
そんな事にならないように日々気をつけています。
単身赴任の部屋探しび考え方
私が部屋探しで一番に重要視したのは職場の近くという事です。
その結果、職場からちょうど1kmのところでアパートを見つけました。直ぐ近くにショッピングモールや、小さなスーパー、コンビニ、ホームセンターがあり日常生活がとても便利でした。
そのアパートで唯一の不満は最寄の公共交通機関がバス停まで徒歩10分、最寄り駅までバスで20分かかることです。
そもそも職場がそのような場所にあったので、通勤時間を優先させると仕方なかったです。
場所決めのポイントとして、簡単にまとめると
・徒歩で行けるスーパーがあること
・公共交通機関の近くであること
・娯楽施設が近所にあれば休日にストレス解消できる。
人それぞれ重要視する点は違うと思いますが、私の場合は『毎日の通勤が楽である事』を最優先に考えて選びました。1年強の単身赴任期間でしたが、今でもこの選択でよかったと思っています。
雨の日はもちろん、雪が積もった日もあり、台風が直撃した事もありましたが、近かったので歩いて行けましたし、仕事上夜中にトラブルの電話がかかる事もありましたが、直ぐ駆けつけることができました。仕事内容が【トラブルバスター】だったのでお客様からすれば 『いつでも直ぐに来てくれるから有難い』 と思われていました。(と思います(^^;)
月に2回、単身赴任先から大阪に帰るために飛行機を利用しますが、空港まで行くのに、バスと電車を乗り継いで2時間ほどかかるのはネックでした。
もし、駅の近くに部屋を借りた場合、30分ほど時間短縮できますが、その代わり毎日の通勤が『バスで30分』になることを考えるとやはり、職場の近くでよかったです。
駅近くの場合は家賃も高くなりますしね。
ちなみに大阪での勤務は自宅から職場までのドアToドアで100分かかります。なので、余計に通勤時間が短くなる事に嬉しさを感じていたのかもしれませんね。
単身赴任の初日までに準備しておきたい物と大まかな費用
ゼロから生活を始めると、想定外の事が多く発生します。
少しでも想定外をなくすために他の人のブログなどを参考にして色々調べてたはずなのに、それでも何度か困ったことがありました。
とりあえず、必要な物のチェックリストを作ることが大事です。そして初日に最低限必要だと考える物を挙げてみました。
衣類は最低2日分は持っていき、残りは送って貰いましょう。ハンガーもクリーニングでもらえるもので十分ですので、仕事着などしわになったらだめな物の分と、濡れたタオルなどを掛けておく為のもの。
石鹸とシャンプーがあれば最低限お風呂でさっぱりできますね。歯磨きセットも必要ですし、髭が濃い人は使い捨てのTバーひげそり等あればいいかも。身体を洗うのはナイロンタオルが便利ですし、フェイスタオル、できればバスタオルもあれば快適ですね。
私は冬に単身赴任生活を開始したのですが、最初はフローリングにカーペットを敷いて敷布団とし、掛け布団を掛けてエアコンを入れて寝たところ床から冷えが伝わって夜中に震えながら目を覚まし、お腹を下しました。
布団セットは必要です。
カーテンも絶対あったほうがいいです。カーテンがないと夜は部屋から外は見えないのに、外から部屋は丸見えなんて事になりますよ。見世物小屋じゃあるまいし気持ち悪くて安眠できませんよね(T_T)
トイレットペーパーは必須なのは言うまでもないですね。スリッパは100均でいいので買っておきましょう。ティッシュペーパーは私はトイレットペーパーで代用してました。
ここで値が張るものといえば、布団セットとカーテン位でしょう。布団の質やカーテンの大きさ、枚数で結構変わりますが、カーテンは使い捨てのつもりで安いものを追うべきだと思います。
布団も使い捨てと考えて安いものを買うか、会社で単身赴任が終わる人に譲ってもらうか・・・とにかくお金をかけてももったいないと思います。
ただし、安物で保温性がまったくないものは困りますが(^^;)
私は布団敷布団は大阪の自宅に余っていたものを送って使っていました。掛け布団は5000円位のものですが、寒いときはエアコンを付ける事で間に合ってました。
カーテンも値段を基準にして探してたので、リビングのカーテンは長さが20cmほど短かったです。でも、部屋は2階でベランダは壁があったので外からは見えませんので、問題なしです。→処分価格で2000円のカーテンでした。
単身赴任を始めてから揃えていった家電や生活用品
最低限の物品で生活を続けてると『無くても何とかなるけど、あった方が便利やな』って思う事が増えてきます。それらはその時にそれえれば良いです。あくまでも私が思う『早めに用意したい物』です。
自炊しない人でも冷蔵庫と電子レンジは欲しいですね。冷蔵庫は冷凍室が大きめな方が便利です。一人暮らしだと、食材を使い切るまでに時間がかかるので料理したものを冷凍するとか、冷凍食品を利用するとか何かと冷凍庫は重宝します。
それから私が借りた部屋はガスコンロが無かったので、卓上用のIHコンロを買いました。卓上用コンロで十分調理できます。値段も1万円程度ですし、単身赴任が終わっても自宅に持ち帰って使い道があるので買って良かったです。
私が自炊する上でもっとも重宝したのがシリコンスチーマーと簡易炊飯器です。
シリコンスチーマーは具材と調味料を入れてレンジでチンするだけで料理ができるのでかなり便利です。レシピ本も沢山でているので料理未経験でも楽しく自炊できました。
簡易炊飯器は『ちびくろちゃん』というものを買いました。プラスチック製なので、この中でお米を洗い、電子レンジでチンするだけ。2合まで炊けます。使用後に洗うのも簡単です。
値段はネットで1000円以下で買えて、ご飯の出来具合も十分満足できる美味しさです。そして不要になれば、プラスチック製なので処分するのも簡単ですし、単身赴任者には是非お勧めです。
ちなみに今はホテルで長期滞在する場合に持って行ってます。
自炊するなら必要ですね。
そのうちお部屋もよごれてくるので掃除しないとね。バケツは処分する時の事を考えると不要かも。
雨が降って初めて傘が無いことに気付くと悲惨です。そんな事にならないように!折りたたみ傘は必須アイテムです。
バスマットはやっぱりあったほうがいいですよね。マイクロファイバー製や珪藻土バスマットなんて流行ってますけど、単身赴任を終えて持ち帰るならマイクロファイバー製がいいかな。
最後に
事前に準備しておいても生活スタイルの違いで必要なものも変わるのであくまでも参考程度にってことで。
また、随時ほしいもの、必要なものがでてくるので、やっぱり近所にお店があると便利です。あと、単身赴任終了時の処分方法も考えてから自転車の購入もいいですね。
私の場合は洗濯機や冷蔵庫、電子レンジ、自転車など大きなものは職場の人に無償であげました。
時間があればオークションに出品するのもありかと思いますが、引越し準備で忙しいところに発送するのは面倒だし、かといって早めに処分してしまうと、それはそれで困ることもあるでしょうし・・・そんな理由で職場の人に引き取ってもらうのがベストだと思いました。