路面が濡れている時に純正のヘッドライトやフォグランプでは物足りなさを感じたのでIPF製のLEDのイエローバルブに変えてみました。ハスラーのハロゲンFOGは年式によって球がH8だったりH16だったりするので要注意です。
ハスラーの純正フォグ(ハロゲン球)はH8とH16が存在します
初代ハスラー(MR31S、MR41S)のフォグランプはハロゲン球とLED球があって、LEDの方は球を交換できない仕様になってます。
僕が乗ってるハスラーはハロゲン球なんですが明るさが物足らないのと、フォグランプはやっぱり黄色が見やすいと思ってるので交換することにしました。
ネットで検索してみると、初期のハスラーのハロゲンタイプのフォグはH8の球が使われていますが、2015年(平成27年)12月以降からH16に変わっています。
(ちなみにエネチャージからSエネチャージに変わったのは2015年5月なので【Sエネチャージ = H18】ではありません)
H8の消費電力は35wで H16は19wなので後者は良く言えば省エネですけど、その分明るさは犠牲になってるようです。
もし、ハロゲン球に交換する場合は年式を確認してくださいね。特に2015年12月前後の車の場合は現物を確認した方が確実です。(車の取り扱い説明書を見れば載ってるとおもいますけど、それでも現物確認をオススメします)
純正のH8からH11に変えたりH16からH8に変えるのは危険
明るさが欲しいからといって純正で付いている球よりハイワッテージの球に変えることは絶対にしてはいけません。
H11、H8、H16は形状がにていますが、微妙に違うのでそのままではスンナリと交換できないので『間違えて交換してしまった』という事はすくないと思います(ありえないとは言い切れません)
でも、ちょっと加工すれば装着はできるので『長時間使わない(点灯しない)から大丈夫だろう』って考えで交換するのは危険です。
ハロゲン球はかなり熱が発生するので、フォグランプのレンズが高温に耐えられない可能性が高いです。とくにハスラーのフォグランプの球とレンズの距離はかなり近いので影響は大きいです。
それに万が一問題が発生してもメーカー指定の規格に合わないものを使っていると保証もしてもらえません。
なのでハロゲン球の交換は同じワット数のものを選びましょう。
ハスラー(MR41S 平成30年)のハロゲンライトをIPF社のLEDに変更しました
雪国で使う場合、LEDでは発熱が少ないのでフォグランプのレンズに雪が張り付いて凍ってしまうという事が起こりますが、大阪ではほとんど雪は積もらないし、この車でスキーに行くわけでもないのでLEDを選択しました。
最初は中国製の3000円程度のものを考えていましたが、耐久性に不安があるのと、カットラインの質やそのた諸々の品質を考えると日本メーカーが安心できますね。
交換自体は難しくありませんが、壊れるたびに交換するのも面倒なので…(^^;)
で、購入したのが IPFのLEDフォグランプで型番は104FLBです。
アマゾンで1万円前後で買えます。
それでば簡単ですが、以下に交換手順を紹介します。
工具はマイナスドライバーのみで大丈夫です。
作業の前にハンドルを切っておいた方が作業がしやすいですが、まっすぐな状態でも問題ありません。
↓まず最初に外すのは写真の黄〇部分のクリップ(正式名称はわかりません)です。
↓これは既にクリップを開いた状態ですが、黄色矢印の間にマイナスドライバーを挿して軽く捻ればセンター部分が浮きます。(写真の状態)
こうなれば手で引っ張るだけでクリップが外れます。他のクリップの同様にして外します。
↓追加で赤〇部分のクリップも外しておけば後の作業が少し楽になるのででオススメです。
↓クリップが外れれば手でカバーを開くことができます。
↑黄色の矢印部分にフォグランプの本体が見えます(暗くてハッキリせずすみません)
↓上記写真で見えにくかった部分の拡大写真です。
↓さらに拡大すると【H16】の表記が見えます。
↓黄色とオレンジ矢印部分を親指と人差し指でつまんで、黄色部分を少し押さえながら赤矢印の方向に引っ張ると電源コードが外れます。
↓電源コードが外れた状態。
↑黄色矢印のプラグ部分を持ち、反時計回りに45度回します。通常であればそれほど力は必要としないので、あまりに固い場合は何かが間違えているか、経年の汚れ等で固まっているかが考えられます。
その場合、一旦落ち着いて原因を考えてみてください。
間違えてもペンチ等、工具を使って回すようなことはしてはいけません。破損する可能性大です。
↓45度回転した状態
ここまでくればフォグの球を車体後方に向かって引き抜く事ができます。
その後は交換したい球を逆の順に戻していくだけです。
ただし、一つ追加の作業があります。
それはLEDフォグランプ球を車体にセットした後、取り付けた球のコードにある黒いボックス(正式名称は【ドライバユニット】っていうらしいです)をボンネット内の適当な所に付属のタイラップ(インシュロック)で固定しないといけません。
↑黄色の□がドライバユニットです。この赤〇で囲った部分にタイラップを通してどこかに固定します。
↓参考までに左側で取り付けた場所をご紹介すると、外観からみた位置は指で指したこの辺り
↓タイヤハウス側から内側をのぞいてみると、こんな感じ。
↑赤〇の位置の黄色い部分が見えますが、ここにボディの一部で小さな穴が開いてます。
写真はこの穴にタイラップを通してドライバユニットをぶら下げている状態です。
しっかりと固定できる場所が見当たらなかったので、このような状態にしています。
そして右側も同じように、適当な所に固定してください、
最後に
↓装着後、前から見た写真です。
↓少し上から見た写真です。
↓そしてライトオン状態
↑壁から10m程離れた所から照射してます。結構城っぽく映ってますが、元の画像では実際はもっと黄色いです。
ファイルサイズを抑えるために圧縮すると色が落ちてしまいました(T0T)
↓こちらは壁から2mくらいまで近づいた状態です。
見比べるとわかると思いますが、壁に近い写真では上から4つ目と5つ目のブロック(?)の間付近にカットラインが出ていますが、壁から離れると部分的に上から3つ目と4つ目の間辺りまでカットラインがきてます。
なのでもう少し下に向くように調整が必要ですね。
調整するまで雨天時でもFOGは使わないようにします。対向車に迷惑ですもんね。
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