私は子供の頃から歯軋りをしていました。
歯軋りってなかなか自覚出来ないので人から言われてもピンとこないで 『ふーん、そうなの?』と、気にも留めず放置していました。
そして大人になり、結婚し、子供が生まれて、その子が小学生に入った頃に歯軋りしているのを聞いたんです。
その時、かなりショックを受けました。(^^;
『歯軋りってこんなにウルサイのか』
『そんなにギリギリして歯は大丈夫なの?(欠けない?)」
『変な所が遺伝してしまってごめんね(T_T)』と、色々な感情が沸いてきたのをを覚えてます。
歯軋りの原因はいろいろ
私が大人になってからの事ですが、夜中に目が覚めたとき『あれ?今歯軋りしてたかな?』 と思うことがありました。
この頃、『歯軋りしてるときに起こしてもらったら、そのうち治るかも?』と思ったので、娘が歯軋りする度に片手で両頬を挟むようにして歯軋りを止めていました。
それを1ヶ月程続けましたが、いまひとつ効果は感じられませんでした。(^^;)今では寝る時間帯が娘とはかなりズレていて、それが原因かどうかはわかりませんが、歯ぎしりを聞く回数が減ったような。。。
そもそも歯軋りの原因は何なんでしょう。明確には解明されていないようですが、以下のような事が原因として考えられています。
・心理的ストレス
・噛み合わせが悪いための自己調整
・食いしばりの癖
・喫煙やアルコール摂取
子供って喫煙や飲酒ってしていないし、心理的ストレスはそんなに無いとおもうんですが・・・
ってことは噛みあわせを自分で調整しようとしてるんでしょうかね?
そして、噛みあわせが悪いまま大人になり、さらにストレスも受け、大人になっても歯軋りがなおらないままってパターンが多いのかも。
タバコのニコチンが歯ぎしりの原因になるという先生もおられるようですが、何となく信じられないです。
貧乏ゆすりはストレスが原因で・・・って良く聞きますよね。
でも、ストレスがあっても皆が貧乏ゆすりしてるわけじゃないし、むしろ、ストレスは多くの人が抱えていて、貧乏ゆすりする人はあまり見かけない。
ってことはですよ!?やっぱり『貧乏ゆすりはその人の癖』 だと思うんですよね。
歯ぎしりの治療を自分でするには?
子供の頃、親から 『貧乏ゆすりはみっともないから止めなさい』って何回か注意された事があります。注意されて、自覚できる人は癖を直すことができるんです。私もすぐに貧乏ゆすりはしなくなりました。
じゃ、歯軋りもストレスが原因なんて言われてますが、ストレスが溜まっている人全員が歯軋りするわけでもないし、ストレスを感じていなくても歯軋りする人はいますよね。
だって小学生低学年の娘にストレスが掛かってるように見えないですし、会話してても困ってることや悩み事なんて全く感じられません。
以前通っていた歯科の先生に相談したことがあるのですが、その先生は『歯軋りは治せる』って論文をかいていたそうなんです。
その論文をA4用紙1枚にまとめた物を頂いたのですが、どうも無くしてしまいました。
ただ、一つ覚えているのが、『普段の生活での無意識な食いしばりを治しなさい。』って事でした。
寝ていない時の癖なら意識できるので直せるよね!?きっと・・・
歯軋りが【癖】なら、それって貧乏ゆすりと同じじゃないですか?じゃ、自分で治せるんじゃないの?って思うんですよね。
ただ、貧乏ゆすりとの違いで、『起きている時の癖』 と、『寝ている時の癖』 ってのがあるので、寝ているときの癖って自覚がないから止めようがない・・・。
でもですね、歯軋りする人は日中も歯を食いしばる癖がある人が多いんです。私自身、自分がそうだなんて思ってませんでした。
意識していなければ気づかないですが、ちょっと意識するようにしてみてください。
『あ、いま、歯を食いしばってる。』、『顎に力がはいってる』なんて事があります。
え?ないですか?少なくとも私にはあったんです。
なので極力日中も意識して顎に力が入っていないか確認するようにしています。
もし、『日中の食いしばり』 の癖がなくなったら歯軋りもなくなるのかも。。。と思い、最近がんばって行動してます。
そしてこの行動の効果があったのか、転職してストレスが軽減されたからなのか、最近家族から『歯軋りがうるさい』って言われる回数が減りました。
単に言われてないだけで、『実際はうるさく思ってるのかも』と思ったので、嫁さんに聞いてみても
『う~ん、回数へったみたい。以前は毎日だったけど、最近はたまに聞こえるくらいかな』
って感じなのでいい方向にいってると思います。
歯ぎしりで悩んでる人は一度試してみて下さい。